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11月寺子屋補足

わずかな時間とはいえ本屋さんの代うちとなると緊張感あふれるものだった。

今回の講義テーマにかかわらず、寺子屋の主旨である
「身体をちゃんと扱えるようになる」ために
本屋さんが身体作りから各種手技療術のルーツまで紐解いて来られた講義の底にある、
•なぜ身体作り、動くようになることが必要か
•嫌感のない把持の仕方
•身体の使い方
•嫌感のない刺激の仕方
•身体の連動性
•動きのシンクロ性

これら一貫していることが全てつながるようなプチ講義を、と考えていた。

しかし、今回の講義の中の説明で誤解されやすい点があったので、
自分で調べることも勉強になるんだが、補足したい。
気づいた人だけわかればよい、と「間違ったこと言っても、
誰も指摘しないんだもん」とは本屋さんのいつものセリフ。

小胸筋のコリを取るのに自動法と脚から取るのと肘からとるのと見せました。
その中で脚(大腿骨)を内旋させて、ちょっとテンション掛けて取るやつの
説明の中で、「腸腰筋~広背筋~小胸筋の連携」と話したのだが、解剖学の本だけだと
小胸筋だけの起始停止だと肋骨上部と烏口突起になって上腕骨についてないじゃないか、と
つっこまれます。
ところがよく勉強されている方は広背筋が肩甲骨下部につながり、小胸筋が
肩甲骨下部を広げる動きとしてつながっていることまで知っているはずです。
初学者には小胸筋と一緒にへばりついて動く大胸筋の付着部が上腕骨でしょ、
の方がわかりやすいのかな。
だけど肩甲骨の下部を広げる動きってのがミソで、肘を外に開いて上腕を内旋させると
肩甲骨下部が開くことにも気付いて欲しい。

このプチ講義でなぜ先達がやってきた自動法やスットン療法が効果が出るのかを
探究する足掛かりになれば幸いである。
表面の動きだけ見て、「こんな風にやってたな」ってやってもある程度効果あります。
しかし、その底にある連動性を知ってやると、決めるべきポイントが明確になるので、
効果は赤い彗星のようになります。


ちっ、そんなの全部知ってたぜ!って心の舌打ちを全身に浴びながらのプチ講義でした。
ご意見お叱りは真摯に受け止めますので、コメ欄面倒ですので凸メで。


そんな事はさておき、本屋さんの今回の講義も凄いエッセンスが詰まってました。
前回の宿題の答え合わせから、足首回し、伏臥でのスットンなど、
これの真意をわかって使えたら、応用次第でどこにでも効かせれる技でしたね。
伏臥スットンなど大腿骨の開き方、骨盤上に置く手の位置、スットンのベクトル、
どうしたらどこに効くのか、お互いで練習したいものですね。
ただし、仙腸関節、腰仙関節に異常のある方や、手の置き方によって
腰痛を作ってしまう場合があるので、それも知っておきましょう。

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講習会など | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/11/19 06:16

第32回 鍼灸祭 ご案内



今年もやってきました5月の「鍼灸祭」
昨年は震災のため、湯島聖堂も修復、と重なり中止となりました。

今年は工藤流刺絡を大貫先生が実技披露される。
鍼灸祭事務局を蔭で支え、浅草寺五重塔に安置されている位牌の参拝法要日も
必ず顔を出され、先達の思いを大事にされる先生だ。
工藤先生に師事され、しっかと後世に伝えようと精進されている姿は、
頭が下がります。
東京刺絡講習会ではお馴染みかも知れませんが、
大貫先生の実技はとっても楽しみですね。


また先日、「誰か事務局やりませんか?」という問いかけがありましたね。
事務局の少ない予算の中、準備、配布物作成、ネゴ等々、相当大変だと思います。
今年も誰も立候補は無かったけど、もったいないな。
と、思うのはこの引き継ぎにより大変だけど、様々なご利益を得たり、
人間関係ができたり、いろんな見えない特典がついてきます。
そういったものも自分に引き込んで行動取ろうとする後継ぎが出てこないのを
きっと主催者も残念に思っているんです。

今更ながらですが、時間が経ったので書いてもいいでしょう。
「学生交流会のささやき」から私が卒業する頃、誰も後を引き継いでくれなかった。
様々な矢面に立って、「学生が学校の勉強だけで臨床家になれるわけない!」
と鼓舞し勉強会を主催したりしてきたけど、結局参加するのは楽、
めんどくさいのは嫌、自ら矢面には立ちたくない、ってことで、立候補なく
自然消滅してしまいました。
せっかくできていた諸先生方との関係、その他を含めて基盤ごと受け継げるのって
おいしい状況だと思ったんですが、気骨のある後継ぎがなかったのは残念でした。
(私は充分に楽しみましたが)
今は人や先輩方との繋がりって大事に思わないのかなぁ。


いや、愚痴っぽくなっちゃいました。
佐渡の先生に「これだから鍼灸師は、、、」って笑われちゃいます。

鍼灸祭はその後の懇親会で明治屋さん選別の格別なお酒が多種用意されます。
毎年これを楽しみにされている先生方も多いですね。
軽食は怒濤のごとく無くなっていきますね。

それではご縁ある方は鍼灸祭でお会いしましょう。


今回の寺子屋の覚え書きは、また後日。
講習会など | コメント(0) | トラックバック(0) | 2012/04/17 01:36

2月の寺子屋覚え書き

うさぎ講座も回を重ねるごとに、開業してからの試行錯誤な着目点が話されます。

前回受講者から「お昼ご飯のにおいはどうされてますか?」
の質問に実際にグッズを持ってきて解説。
そこからアロマエッセンスの話へ。
受講者は女性が多いせいか、やはりアロマの話の食い付きがいい。

その後の患者着の話は女性視点の工夫が随所にあり、
男の人が開業するときに注意しておいた方が良い点が
たくさんありましたね。
上着は襟口の形や背中の開き方、あえて柄付き
ショートパンツは長さやゴムなど、手作りならではの
日々臨床の中で使ってきてこその工夫伝がこめられていました。

学生時代、実技の時間に先生に
「患者さんにはどんな格好になってもらうのがベストか?」
「タオルの掛け方に工夫はあるのか?」と問いかけたが、
うさぎ講座ほど細かい案や意見交換や答えは無かった。

なぜなのか考えてみたが、タオルの掛け方に工夫が無かったり、
肌の出し方がぎこちなかったり、を推測するに先生が
あまり臨床経験がなかったのだろうか

男性が一人で開業するときには、女性ならではの細かな配慮が
欠けるので、女性の患者さんがどう印象を持たれるのか、
どう気遣うべきなのか、持論だけでは気付けないことも
うさぎ講座で意見交換できたり、空き時間で教え合うのも
こういった勉強会の楽しみ方ですね。


それから今回の本屋さんの講義テーマは「把持と離開」
骨格模型を使い手首周りから解説され、受講者全員の橈骨手根関節、
尺骨手根関節、橈尺手根関節、各手根骨間関節、
および中手手根骨間関節の離開を経験してもらう。
大人数の参加者なので全員に経験してもらうのに相当時間がかかる。
それまでお互いで、ああでもないこうでもないと、
練習をはじめている。味わってみて初めてこういうことかと理解できる。
見ていてもわからない。味わって理解できる。そして再現してみる。

ここで私のフィルターを通した勝手な解説を書いてみる。
ベテランの先生方からお叱りを受けるような簡略化で恐縮です。

みなさんが手掌まわりの離開を練習するのに3段階に分けてみよう。


初級編は、まず最初は図の通り把持した手で尺骨手根関節を離開
       もう片方の手で橈骨手根関節を把持と同時に離開
       そして把持した両拇指で陽池あたり(橈尺手根関節)から
       遠位橈尺関節を離開


<一定期間経ちましたので説明図は消しました>

中級編は、矢印のV字の手根骨間の離開を意識します。
初級編で把持した手はそのままでV字の関節面を3Dで考えると、
戦車のキャタピラーが左右逆転するようにV字の方向に僅かに捻るイメージで。

ここまでできたら上級編は全手根骨間の離開だね。
全ての関節面の形と連携がわかっていることが理想です。
一つ一つの関節面を意識しながら静かに離開していきます。
上級編ですから、把持している部分は初級編と変わりませんが、
てのうちを使うことで手根骨を動かすにはどうしたら良いのか?
指のどこを使うのか?手のひら側にある指をどう使うのか?
中手骨、手根骨間の離開をどの指でテンションを掛けるのか?

このように3つのステップに分けて練習していくと理解しやすいでしょう。

何名かの方に「関節を離開するとどういう効果があるんですか?」と
質問されたが、申し訳ないが返答に困ってしまった。
味わってみて自分の身体でどこがどう変化するのか味わえないと、
患者さんにやっても伝わらない(効かない)と思うんですよ。
本屋さんが昔「答えを聞かれても教えません。
私は便利な辞書じゃないんです」と仰ってました。
激しく同感です。知りたかったら聞き出し方があるだろう、と。

さすがに長くなりました。
私の解説はあくまでも個人の感想です。
必ずしも正しいとは一言も書いてありませんので、
ご容赦下さい。
お叱り、ご意見はどうぞコメント欄へ

     
講習会など | コメント(2) | トラックバック(0) | 2012/02/22 02:51

うーん、終わったぁ~

2年前にある縁を元に彼らはやってきた。
そしてまた今回も続きが学びたい、とはるばるやってくるという。

そう約束して半年後。地震と原発事故。
延期になるものと思っていたが、「SAVE JAPAN」Tシャツを羽織って
にくい演出でやってきた。

4日間の合宿研修。
前回教えたことを大切に大切に施術に使ってくれているのがわかる。

とにかくやってみる、ということができない国民性。
納得するまで手が動かない。多層性の考え方ができない。
だけど、日本の学生よりも遙かに勉強している。
様々な分野をべんきょうしているので、多角度からの視野で質問がくる。
私もとっても勉強になりました。

最終日の懇親会は家内やチビたちもお呼ばれして、
誰の血を引いたのか?やる気満々でネタを披露する準備をしていた。


とにもかくにも無事に終了することができました。
陰ながら応援して下さった方々、力を貸して下さった方々。
激励して下さった方々、ありがとうございました。


そんな期間も過ぎ、やっとホッと一息の休日。

ただの休日ではない。お火焚祭をお伺いした。
お世話になっている妙音堂さんのご本尊である
青龍妙音辨戝天画像の掛け軸がこの日は御開帳される。
歌、バイオリンンの演奏、銀閣寺無雙真古流の花方、佐野珠寶先生の献花、
その後に相国寺住職による般若心経と真言。
狭い空間なれど凛とした雰囲気でお火焚もモウモウと結界の枠をはみ出ず、
青龍を彷彿とさす。

実は佐野先生の献花を一度この目で見たかったのだ。
室町時代から伝わる生け花を現代の花方として継承し、残していく。
彼女は自分が捧げたいところに献花していくらしい。
空気感のつかみ方とか、所作は治療家なら見ておきたいポイントが一杯だ。
パリでの布教活動1ヶ月半から帰ってこられたところだそうだが、
なんと私の周りでフランスの多いことか(笑)

さぁー今度は違う原稿の締め切りだ~
講習会など | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/11/28 02:04

和漢三才図絵 発刊


亀井師範の生誕100年記念式典を含む、全国講習会が終わった。
今回は記念行事ということもあり、普段の倍の先生方が集まられた。
まだまだ各地に元気な先生方が多い。
夜は各部屋で自慢話に、得意技の披露大会。
新人も大先輩達も組んず解れつ、飲みながらいつまでも続く、、
やっぱり古い先生方の技はいいなぁ。
しかも最新の事もしっかり勉強されている。
もうこれでいいや!ってのは若い先生の方に多いかも。
頭が下がる思いだ。



話は変わって寺島良安の和漢三才図絵が発刊されました。
たにぐち書店です。
澤田健先生が参考にされていた書物のうちの一つです。
山梨の横山先生が治療家に必要な部分を編注されました。
もう書店に並んでいるのかな?
一度中をご覧になって下さい。
きっと妄想の役に立つと思います。

wakan
講習会など | コメント(0) | トラックバック(0) | 2011/10/24 23:29
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