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寺子屋

本屋さんと知り合ってから何年たっただろう。
実はそんなに経ってないのだ。

彼の講義は私が求める理想的な講義だ。
身体の捉え方、身体の使い方、刺激の方法、その他を
反証しながら多角的に多層的にとらえ、思い込みによる

その流派内でしか通用しないルールにとらわれないよう、
『ニュートラルで行こう』
を軸にした、実に濃密な講義をするのである。
何が大切かわかっている鍼灸学校に呼ばれて非常識講師をすることもしばしば。

各人の理解度と能力を見極め、手の届くちょっと遠くに
その人に合った宿題、課題を見せる。
いわばオーダーメイドだ。F1マシンがドライバーに合わせるように。

これは学校教育や人を集めての講座ではできないことだ。
オートメーション化された使えない治療家製造工場から
産み出された治療家は、無設計のボディにウイング、タイヤをつけただけ。
形はF1マシンだが走れないのである。
揚力、ハンドリング、足回り、全てのバランス調整は
自分の経験でやらなければならないし、経験値が無いのに
「自分は治療が出来る」と根拠の無い思い込みだけで、
患者と向き合えるほど甘い世界じゃない。

そのことを教育機関ははっきりと伝えるべきだ。
伝える必要が無いというなら、そこまで面倒を見るべきだと思う。


こういう風に書くと寺子屋参加者から
「私はオーダーメイドな指導を受けたことが無い」と
おっしゃる方があるかも知れないが、それは間違いです。
本屋さんは「親切だけどやさしくない」(笑)
努力と勉強しない人にはそれなりに、
努力と勉強している人には、よりその先へ!

皆さんに適切なアドバイスがされています。
ただそれに気付けるセンスも治療家には必要ですよね。


めちゃくちゃしょーもない鍼灸学校の学生期間だったが、
全く無駄だったわけでもない。
世の中の学校教育の何たるかを正しく理解できたし、
試験対策よりも学校外をさらに勉強もできたし、
なにより、
鍼灸学校に入ったのはこの本屋さんに出会うためだったのだと思う。

そのために払った学費は無駄ではなかった。
人生において出会いとは不思議なもんだ。
楽しくてやめられん。
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講習会など | コメント(0) | トラックバック(0) | 2010/10/18 23:05
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